おひさまmusic♪のレッスンや発表会でもよく登場する音楽の用語。
今回は 「転調」 と 「移調」 のちがいを、実際の演奏動画と一緒にご紹介します!
🎶 転調とは?
曲の途中で調が変わることを「転調」といいます。
途中で雰囲気がガラッと変わり、音楽にドラマチックな広がりを与えてくれるのが特徴です。
▶︎ 演奏例
Mrs. GREEN APPLE「ライラック」とSuperfly「愛を込めて花束を」の連弾から、転調する場面を抜き出しました👇
🔑 同じ曲なのに、転調の瞬間で一気に雰囲気が変わるのを感じていただけたと思います。
🎹 移調とは?
曲全体を別の高さに移すことを「移調」といいます。
メロディの形は同じでも、始める高さが変わることで、全体の響きが変化します。
▶︎ 演奏例
「ハッピーバースデー」をド・レ・ミ…と順に移調しながら弾いてみました👇
🔑 同じ曲なのに、出発の音を変えるだけで違う曲のように聴こえますよね!
✨ 転調と移調のちがいまとめ
- 転調 → 曲の途中で調が変わる(曲の雰囲気が変わる)
- 移調 → 曲全体を別の高さに置き換える(歌いやすさや弾きやすさ、楽器に合わせて)
どちらも「調が変わる」ことには変わりありませんが、
使い方や目的が違うんです😊
🌻 まとめ
「転調」も「移調」も、音楽をもっと豊かに楽しむための大切なテクニック。
生徒さんには「音楽のひみつを発見する楽しさ」として、
保護者の方には「お子さんの学びを見守るヒント」として、
ぜひ知っていただけたら嬉しいです。